ソフィアってどんな街? 〜綺麗・楽しい編〜
こんにちは。
2017年夏に、約一年間のブルガリア留学から帰国しました。
かなりご無沙汰してしまいました、もはや既に日本へ帰ってきてしまいましたが!
周囲でブルガリア留学を決めた、あるいは悩んでいる友人が出てきたのでまた書かせていただこうかと思います。
今回は第一回で書くとお話しした項目の中でも、首都ソフィアについて紹介したいと思います。
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<首都ソフィアってどんな街?>
人口約120万人、ブルガリアの西の国境近くに位置する都市。
私から見るソフィアの街は、いろんな要素を含んだ場所でした。
綺麗さ、楽しさ、複雑さ、切なさ、、
どんな街でもそうかもしれません。
そこで今回は、綺麗さと楽しさの二つに焦点を当ててソフィアのあらゆる場所を紹介させていただきます。
綺麗さといえば、まず私が思い浮かぶのは宗教関連の建築。
ブルガリア正教会、ユダヤ教のシナゴグ、イスラム教のモスクなどなど。
↓Свети-Седеммочисленици (セデムモチスレニツィ教会)
噛まずに名前をいえるでしょうか。
私は数ヶ月かかりました。
オスマン帝国時代にはモスク、現在はブルガリア正教会として機能している、変化に富んだこの教会。
こちらはシナゴグ。
ここでは割愛しますが、実はブルガリアはユダヤ人と歴史的に深い関係を持っているんです。。
↓オスマン帝国支配下時代に建てられたモスク
綺麗といえば、もちろん建築だけに限りません。
ソフィアには自然に触れる場所や緑が豊富にあります。
なんと首都の中心街からバスで2−30分行けば、軽く登山もできてしまう!
↓ヴィトシャ山の頂上近くにて
↓大学のすぐ近くにあるБорисова Градина(ボリソヴァ・グラディナ)、ボリス公園
リスやいろんな野鳥に出会える場所。
自然の他に楽しませてくれたものといえば、公共の場で遭遇するアート。
かなり目を引くものがたくさんあります。
自然に想いを馳せたアートや、ブルガリアの伝統衣装と少女を描いたもの、政治を風刺したものなど様々。
まだまだありますが、今回はここで一度区切らせていただきます。
あくまでも私から見たソフィアの街の紹介から、意外なところ、面白そうな場所を見つけてくだされば幸いです。
それではまた!
留学中絶対にしてはいけない(?)こと
こんにちは。
セルビアとルーマニアから無事に戻りました。
お題を見てお説教くさいなーと思った皆さん。
どうしてもお伝えしたいので、まだ第二回目のブログですがこんな真面目な話から入りたいと思います。
さて、クリスマスが過ぎましたね。
ここソフィアでもクリスマスの雰囲気でいっぱいでした。
この前は、大学の図書館で勉強していると、サンタが入ってきてプレゼントをみんなに配りだす、という微笑ましい(?)出来事もありました。
顔を覗くと、どう見ても、いつも受付にいる係員さん。
あまり愛想の良くない印象だったけれど大好きになりました。
証拠写真↓
大学も休暇に入り、欧州出身の友だちらはクリスマスを家族と過ごすため、ソフィアを去っていきました。
寂しいです。はい。
仲良い子がみーんな帰ってしまって、もう街にいるのはソフィア出身のブルガリア人か日本人だけなんじゃないかという感じ、、。
まあ、私はソフィアにいる人たちとクリスマスパーティでもしようかなと思っていました。
しかし。
ここからが本題です。
22日頃から風邪で体調がおかしくなり、ベッドから起きるのも辛い日々が始まりました。
熱はあるようだし頭痛腹痛と喉と鼻の痛み、、
つらい、てかクリスマス、、までには治るよね?
願いもむなしく、風邪は一週間以上続きました。
気づくとクリスマスはもう過ぎていました。
これを書いている今もまだ治っていません笑
何がそこまで辛かったかというとですね。
留学中、家族や友人と離れた状況で、ただでさえ寂しい状況です。
そこで、クリスマスという、欧州では家族で過ごす大事な休日がやってくる。
友人はみんなお国へ帰るから誰もいない、寮は廃墟のように静かになる。
さらに、ひどい風邪をひいて、それは自分で治さなければいけない。
旅行を控えたルームメイトに移すのもかなり申し訳ない。
十分つらいんですが、私の場合もうひとつ要素が加わっていました。
失恋。
うーん。
留学+ヨーロパ+クリスマス+友だちいいない+風邪ひく+失恋
あんまり良くなさそうな組みわせですね。(笑)
失恋について。
これまた超個人的な話ですが、ソフィアに来てからある人と付き合っていて、2週間ほど前にある理由で別れなければいけなくなりました。
お互いが好きでなくなった訳ではないので辛いですね。
皆さんもこういう経験あるとおもいます。
留学中彼氏をつくるなと、数人の先生から言われていましたが、今わかったような気がします。でも好きになったらしょうがないです。(開き直り)
みなさんにお伝えしたかったのは、留学中してはいけないと言われるこれらの事でした。
まず、風邪は、実家で引く何倍もの辛さになります。
そして失恋については、病みます。
とここまで書いてきましたが、
絶対にしてはいけないとは正直思っていないです。
こういうつらい状況にならないとわからない友だちの優しさや周りの人の温かさ。
健康である事の有り難さなど考えさせられるものは大きいです。
だから全く悲観していないのでご心配なさらず。
辛くなる事は間違いなしだけれど、全て経験なので!
逆に、こういう経験は若いうちにもっとしてくべきだと思います。 留学中/予定の皆さんはとくに覚えていてください。笑心配して連絡をくれたり食べ物やお薬をくれた方、本当にありがとうございました。
寒さも増してきましたので、どうか皆さんお体にお気をつけください。
最後に、ルーマニアで出会ったお気に入りのバンドの写真を送ります。
ありがとうございました!
留学ブログ 第一回目
初めまして、こんにちは。
東洋大学 国際地域学部3年の、後藤杏奈です。
2016年秋から、ブルガリアへ交換留学にきております。
このブログを読んでくださっている皆さんは、こんな疑問をお持ちでしょうか。
留学って実際どんな感じ?
留学しようとおもったきっけかけは?
なぜブルガリアを選んだの?
もはやブルガリアってどこだっけ?笑
こういったよく聞かれる質問に触れつつ、これから記事を書いていきたいと思います。
では、少し自己紹介。
*主な関心:国際政治、宗教、言語、民族、地域おこし、戦争と人々の暮らし
*好きな地域:西アジア、中央アジア、南アジア、中米、東アフリカ(あ、東欧も)
*趣味:語学、イベント企画、キャンプ、探検
*学んでいる言語:英語、ブルガリア語(少しトルコ語)
*もう一度読みたい小説:「ある家族の会話」ナタリア・ギンズブルグ作
*自分を成り立たせていると思うもの:人、歌、家族、緑、好奇心、痛み、情熱
現時点で、ブルガリアでの滞在が2ヶ月を過ぎました。
すでに、話さずにはいられないことが山ほど。
・首都ソフィアの雰囲気
・ソフィア大学のキャンパス、授業のようす
・欧州各国からの学生との出会い
・北朝鮮の学生との会話
・ブルガリアでは普通 / 日本じゃありえない光景
・現地の若者にきいた今の流行り
・バルカンフード!
・ロマの人々 など
この機会に、私から見たブルガリアという国、また一学生が日本社会・世界の動きについて何を考えているか、など共有したいと思います。
皆さんに、少しでも役立つ情報が発信できれば幸いです。
ではまた、ルーマニアとセルビア旅行から帰り次第更新します:)
ありがとうございました。